外断熱マンション SHELLZE MESSAGE
シェルゼレポート 欧州外断熱の旅
3 住宅博覧会「TENSTA Bo 06」
TENSTA地区の外観(中心市街地)「TENSTA Bo 06」って何ですか?
ストックホルム市において4年に1回開催されている住宅博覧会です。
今回は、ストックホルム市TENSTA地区において「既存団地の再生とコミュニティー」をテーマに開催されました。一つの街が、丸ごと博覧会の会場になります。
「TENSTA Bo」 WEBサイトはこちら
TENSTAってどんな街?
年月を経た今は、緑豊かな街になりました。ストックホルムの北西に位置し、政府が労働者の住宅確保のため1965年頃から始めた「百万戸住宅政策」の計画の1つに、TENSTA地区が含まれています。
北側に高層棟(12F)のようかん型建物が並び、南側に低層棟が並んでいます。中心部には、学校・商業施設・公民館・地下鉄等サービス施設があります。
竣工当初から40年が経ち、当初は開発で森も無く無味乾燥であると非難を受けたそうですが、今では公園・中庭等に、豊かな緑が生い茂っていました。
1965~70年代建物の増築工事。 画一的な団地を、魅力的な団地に改修します。TENSTA地区の都市計画では、安全のために歩道と車道が分離されています。
TENSTAの建物は殆どが賃貸住宅で、現在は安い賃料で多くの人種が住み、様々な言語が飛び交っているため、人種のるつぼといった印象でした。
古い建物を、どの様に改修していくのですか?
古くなった建物は現在の基準を持って改修し、価値を維持していきます。
コンクリート板外壁の改修の様子。建物を壊すという認識はほとんどありません。既存の建物でも、条件を満たす様に改修が行われます。例えば、配管の取り変えは、今後の改修作業が簡易化出来るようにし、外壁のモルタルの塗り替えや屋根裏の補助断熱、バリアフリーの改修も行われます。
建物の価値は、メンテナンスを行うことで維持・上昇させています。メンテナンスは約20年に1回。
日本では改修、増築はせずに建て壊す形が殆どですが、外断熱で建てられた寿命の長い建物なので、年数を経ても住宅の質を維持、もしくは高められるように、改修・増築が行われています。
増築棟建設現場。間取りのバリエーションを増やすために、
積極的に「増築」が取り入れられています。
建物を壊さずに、生かす。日本との根本的な考えの違いを、痛烈に感じました。
テンスタ地区の6階建て新築マンション。このマンションは、
遊園地の跡地に建設されました。
利用されていない駐車場。改修が行われ、新しい建物としてスポーツ施設に用途を転換します。バリアフリー
車椅子用の出入り口。市より居住者に無料で貸出されます。さすが福祉国家スウェーデンです。
増築された建物は、バリアフリーの配慮がなされます。(1cm程の段差は問題ないようです。)
増築建物の、バルコニーサッシ厚。 スウェーデンでは断熱・省エネに 関する基準が存在するため、 殆どの建物の開口部は、2重か3重のサッシが用いられています。
来年着工予定のコレクティブハウス。模型で公示することが、義務づけられています。
見所満載の住宅博覧会。疲れたので、ちょっと休憩★お部屋の中を見せていただきました!
増築棟・新築棟の室内を、見せていただきました。
まるでモデルルームのような、素敵なインテリア。
鮮やかな色彩が、目に飛び込んできました!

カラフルな色使いが、とってもオシャレでした!地下鉄にビックリ!!
スウェーデンの地下鉄は、非常に面白く、岩盤をくり抜いたものがむき出しのまま!所々に絵が描かれたり、アートが施されていて、乗客の目を楽しませてくれます。

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