外断熱マンション SHELLZE MESSAGE
シェルゼレポート 欧州外断熱の旅
4 イエテボリ パッシブハウス(無暖房住宅)
リンドース無暖房住宅地の街並み。パッシブハウス(無暖房住宅)ってどんな住宅?
リンドース無暖房住宅。「居住権」付き住宅で分譲され、 発売当初の居住権価格は70万クローナ(1,260万円)。 それが、2006年には210万クローナ(3,780万円)にまで跳ね上がったという。こちらは北側外観。
こちらは建物の南側外観。 暖房機器を使わずに、厚い断熱材、高性能な窓や熱交換器よって、快適な室内環境を維持する…言わば、外断熱の進化型省エネ住宅です。(日本では、長野県に同様の施設があります。)室内の暖をとる熱源は、窓を通して入ってくる太陽熱と、人間の体温、照明器具や冷蔵庫・パソコン等の電化製品で、その熱を利用して室内空間を快適な温度に上げ、維持するというものです。
1年を通して快適な生活を過ごすために夏は涼しく、冬は暖かい生活を送れるように、細部に至るまで配慮がなされています。夏は日光を遮断し室内に熱が入るのを防ぎ、冬は部屋の奥まで日光が届くように庇やバルコニーが設計され、配棟計画も隣接する建物の影が掛からないように、工夫されています。
熱交換器って何ですか?
無暖房住宅の成立に不可欠な、熱交換器。
熱交換器に外気と排気を取り入れ、アルミニウム板を介してすれ違う時に熱交換を行います。 熱損失を殆どなくして、清潔で暖かい空気を取り入れられます。
2種類の空気は入り混じることは無く、平均して85%の熱リサイクル率があります。 稼働中の音は冷蔵庫と同じ程度です。
熱交換を行う、アルミパネル。無暖房住宅成立の秘密は、高性能の熱交換換気
システムにあるのです。
熱交換器の補助ヒーター用温水配管。(バイオ熱を利用して温水にします。)何故、熱交換機が必要なんですか?
* 「健康」のために新鮮な空気が必要
* 「快適」のために温度調節した快適な空気の提供
* 補助ヒーター、クーリング装置の付加可能
* 「経済性」のために熱リサイクルによる費用の調節
* 「健康維持」のためにカビ等減少
室内部分の、外気吹き出し口
外壁部分の、外気取り入れ口。(1箇所のみ)
無暖房住宅における問題点はありますか?
採光を少しでも多く取り入れられるように、開口部の壁面が、内側に広がるように作られています。窓には3重ガラスを使用しています。無暖房住宅は、究極の省エネ住宅です。住居者が住まい方を考える必要があります。 また、無暖房住宅の問題点はどう暖めるかではなく、機密性が高いため、夏の日差しをどう遮断するかにあります。
無暖房住宅の住まい方☆
無暖房住宅では、それに合わせた「住まい方」が必要となります。 今回の見学でお宅にお邪魔した際も、居住者の方は、家族数を上回る人間が部屋に入ることで、部屋の温度が上がることを心配して、窓を開放されていました。 状況に合わせて窓を開閉することで、室内温度を一定に保つようにする…居住者の、「快適に住まうための心掛け」の1つを、垣間見ることが出来ました。
部屋には明るい光が差し込みます。
居住者は窓の開閉で、室温を調整。住まいに合わせた暮らし方を意識することが、重要となります。無暖房住宅を見学して
来年着工予定のコレクティブハウス。模型で公示することが、義務づけられています。
スウェーデンの一般住宅1m2当たりの年間使用エネルギーは、平均「216KW/h」(暖房・給湯・家電・照明等)といわれていて、これを断熱改修(天井・壁・床)+窓改修+バルコニー改修などを行うことで「92KW/h」まで削減することが可能だとのことです。
外断熱改修を行うだけで、環境に優しく、快適・健康な生活を送ることが出来る・・・外断熱の凄さを、改めて実感しました。
路面電車やバスが行き交う通りの両側には、レストランやパブが立ち
並び、活気溢れる街でした。
スウェーデン最大の貿易港を有する、イエテボリ。こちらは、イエテボリ中央駅。
建材センターを見学してきました!
建材センターの外観。まるで、テーマパークの様です。建材と聞くと、地味でお堅いイメージはありませんか?
スウェーデンの建材センターを見学して来ましたが、建物に入ってびっくり・・・多種多様な建材が集められ、カラフルに展示されていて、とってもオシャレだな~という印象を受けました。
扉の展示。POPな色使いが見事です。
外装材の展示
北欧では主流の外断熱。断熱材の紹介は、もちろん欠かせません。
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