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住宅ローンレッスン
第1回 住宅ローン基本の仕組み
マンションを買うときに多くの人が利用する住宅ローン。金利や融資など面倒そうに思えるかもしれませんが、基本の仕組みはさほど難しくありません。住宅ローンの基礎知識を身につけて、賢いマンション購入を実現させましょう。
借入額と金利、返済期間で返済額が決まる
住宅ローンを借りてマンションを買うと、入居した直後から返済が始まります。返済は毎月のほか、ボーナス月に上乗せして返すことも可能です。せっかくの新居での生活を楽しく過ごすためにも、返済額は少ないに越したことはありません。
では住宅ローンの返済額はどのように決まるのかというと、まず借入額、つまり「いくら借りるか」で変わります。当然ですが、多く借りるほど返済額も増えるのです。でも、借入額が同じでも、金利や返済期間、返済方法によっても返済額が変わります。
金利が低いほど返済額が軽くなる
住宅ローンには2.625%とか3.5%といった金利が表示されています。これは「その時点で残っている借入金に対してかかる利息の割合」を年率で表したもの。借入金に利息を加えたものが返済額になるので、金利が低いほど返済額は軽くなります。
(1000万円を35年返済で借りるケース)
| 金利 | 毎月返済額 |
|---|---|
| 2% | 3万3126円 |
| 3% | 3万8485円 |
| 4% | 4万4277円 |
この金利は借りる人ではなく、金融機関が決めるものです。でも、金融機関によって金利に差がありますし、同じ金融機関でもいろいろなタイプの金利を扱っています。それらの中から、自分に合った金利を選べばいいのです。
ただし、金利の低いタイプは途中で金利が変動するものが多く、その金利は景気などに左右されます。世の中の景気が良くなって金利が上昇すると住宅ローンの金利も上がり、返済額が増える可能性があるのです。これに対し、金利は高めでもずっと変動しないタイプもあります。金利は低ければいいというものではありません。
返済期間が長いほど月々の返済額は軽くなる
返済額は返済期間によっても変わります。返済期間が長いほど月々(またはボーナス月)の返済額は軽くなります。ただし、返済期間が長いとそれだけ支払う利息が増えるので、総返済額は多くなってしまうので注意してください。
(1000万円を金利3%で借りるケース)
| 返済期間 | 毎月返済額 | 総返済額 |
|---|---|---|
| 35年 | 3万8485円 | 1616万3700円 |
| 30年 | 4万2160円 | 1517万7600円 |
| 25年 | 4万7421円 | 1422万6300円 |
この返済期間はほとんどの金融機関で最長35年までとなっていますが、その期間内であれば短く組むことも可能です。月々の返済額が重くならない程度に、返済期間を短めに借りるのも賢い借り方といえるでしょう。
返済方法によっても返済額が変わる
住宅ローンの返済方法は多くの場合、金利が変わらなければ返済額も変わらない「元利均等返済」と呼ばれるタイプになっています。返済額がいつも同じなので計画が立てやすい点がメリットですが、返済の当初は返済額に占める利息の割合が多く、借入金(元金)がなかなか減らないという特徴があります。
これに対し、金融機関によっては「元金均等返済」という返済方法を選べるケースもあります。これは元金を均等割りで返していく方法なので着実に借入金が減りますが、返済当初は元利均等返済よりも返済額が多くなるので使いづらい面もあります。
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