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マンション選びのポイント
第4回 行く前にこれだけ分かる~チラシ・広告の見方~
マンションのモデルルームに行く前に、チラシや広告を見る人も多いでしょう。細かい文字までチェックすれば、意外と多くの情報が得られるものです。
完成予想図は実際と異なる部分がある
地域によっては、週末の新聞にマンションの折り込みチラシがたくさん挟まれていることもあります。見栄えのするイメージ写真やマンションの完成予想図などが載っていて、見ているだけでマイホームの夢が膨らんできそうです。でも、チラシ・広告を見るときにはいくつか注意すべきポイントがあります。
まず、完成予想図は実際とは異なる場合があることです。建物のイメージはさほど変わらないかもしれませんが、周囲の建物や電線は省略されているのが普通です。敷地内の植栽も、実際と同じとは限りません。
希望の間取りが出ていない場合も多い
間取り図が掲載されている場合も、人気の高そうな角住戸などばかりで、標準的な間取り図が載っていないこともあります。自分たちの希望に合う間取りがあるかどうか、価格情報とも合わせて冷静に判断しましょう。
販売前の予告広告には価格が「未定」となっている場合もあります。予定価格が載っている場合も、最低価格と最高価格、それに最多価格帯の予定が書かれている程度です。また、販売が始まって価格が決まっているはずなのに間取り図に価格が出ていないケースもありますが、その場合は「詳しくはモデルルームで」ということになるでしょう。
細かい文字の物件概要が意外と重要
広告の中で最も重要なのは、実は細かい文字で書かれている「物件概要」です。気になる物件を見つけたら、モデルルームに足を運ぶ前に物件概要のチェックを忘れずに。
| 交通(マンションから 最寄り駅まで) |
徒歩の場合は80m=1分で計算。信号待ちや坂道は考慮されない。バスは日中の標準的な分数なので朝夕のラッシュ時にはもっと時間がかかることも。 |
|---|---|
| 交通(最寄り駅から ターミナル駅まで) |
広告では急行や特級などを使った最も速い時間を記載してあり、乗り換え時間は考慮していない。ラッシュ時や普通列車だと時間がかかることも。 |
| 価格 | 販売住戸の最低価格と最高価格、最多価格帯が掲載されることが多い。価格には建物の消費税(土地は非課税)が含まれている。 |
| 専有面積 | 壁の厚みの中心で囲まれた「壁心面積」なので、壁の表面で測る登記簿面積よりやや小さい。バルコニーやポーチなどは専有面積に含まれない。 |
| 間取り | 「3LDK」の「3」は和室と洋室の数、「L」はリビング(居間)、「D」はダイニング(食事室)、「K」はキッチン(台所)。このほか「S」(サービスルーム)、「N」(納戸)なども。 |
| 販売戸数/総戸数 | 販売する戸数とマンションの総戸数。何期かに分けて販売するケース以外で販売戸数が総戸数より少ない場合は土地オーナーが複数戸を所有する場合もある。 |
| 管理費など | 入居後、毎月払う管理費や修繕積立金が記載される。「修繕積立基金」は入居時にまとめて払うもので修繕費用にあてられる。 |
| 駐車場 | 総戸数に対する駐車台数の割合、敷地内か敷地外かなどを記載。駐車料金も確認しておこう。 |
| 用途地域 | 土地計画法で定められた用途地域によって建てられる建物の用途が制限される。周辺環境の目安になる。 |
| 敷地の権利形態 | 所有権なら購入者(区分所有者)全員の共有。借地権(地上権や賃借権)や定期借地権だと価格は安くなるが月々の地代が必要になる。 |
| 販売スケジュール | 新規分譲物件の場合、モデルルームオープン時にはまだ申し込めないことが多い。「登録受付期間」と書いてあれば抽選、「先着順」とあれば早い者勝ち。 |
なお、広告に出ている現地までの案内地図には、周辺の公園やお店などのスポット情報が載っていることが多いので、生活の利便性をイメージするのに意外と役立ちます。ただし、当然のことながら環境にマイナスの影響を与えそうなものは省略されているので、実際の環境は現地で確認する必要があるでしょう。
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