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マンション選びのポイント

第6回 暮らしやすさを左右する生活利便性をチェックしよう

せっかく買うなら利便性の高いマンションがいいとは、だれもが思うことです。通勤だけでなく、暮らしやすさに直結する「生活利便性」もチェックしましょう。

生活に役立つ施設が近くにあるかどうかがポイント

「利便性」とは、家を探すときに必ず出てくる言葉です。要するに「どれだけ便利か」という意味合いなので、第一には駅からの近さや都心などターミナル駅までの所要時間などのことを指します。でもそれだけではなく、マンションの周辺にどんな生活利便施設があるかといったことも暮らしやすさに大きく影響します。

生活利便施設とは、商店街やスーパー、銀行、役所などのこと。加えて、学校や病院、図書館などの公共施設が近くにあることも利便性に関係します。こうした利便性のことを通勤利便性に対して「生活利便性」と呼ぶことがあります。

買い物施設は曜日や時間帯を変えてチェック

大型スーパーが近くにあると、日常の買い物に便利です。また、コンビニエンスストアがあれば、勤め帰りや深夜のちょっとした買い物も可能になります。そうした買い物施設については営業時間や物価水準なども確認しておきたいものです。

ただし、大型のショッピングセンターには週末などに遠くからクルマで買い物に来る人が集まり、周辺の道路が渋滞するケースも見られます。またコンビニエンスストアの中には深夜に若者が集まって騒々しくなるケースも。買い物施設が近い場合は曜日や時間帯を変えてチェックするといいでしょう。

図書館や実家もひとつの生活利便施設

意外と重宝するのが図書館です。本が好きな人はつい書店で本をたくさん買ってしまい、書棚がすぐにいっぱいになってしまいがち。その点、図書館で気軽に本が借りられれば、収納スペースを節約できますし、書籍代の負担も軽くなるでしょう。

また、小さな子どものいる世帯にとって、実家が近いと子育ての支援を期待できるので、これもひとつの「利便施設」と呼べるかもしれません。ただ、夫婦どちらかの実家だけに頼ってばかりいると、一方の実家の親が遊びに来にくくなるなどの支障も考えられます。特にお互いの実家が比較的近い場合は、適度な距離を保つことも円満に暮らしていくうえで必要な配慮と言えるでしょう。

近くの学校や保育園に通えるかを事前に確認

子どもがどこの小学校や中学校に通うことになるのかを気にする人も少なくないでしょう。なかには特定の学校の学区内限定で探すケースも珍しくありません。ただ、近くに学校があるからといって、そのマンションが学区内に立地しているとも限らないので注意が必要です。近くの学校の学区にマンションの住所が含まれているかどうかは事前に確認が必要でしょう。さもないと、せっかく学校に近い場所にマンションを買っても、遠くの学校まで通うことになりかねません。

同様に、保育園や幼稚園が近くにあると子育て世帯にとっては便利ですが、マンションの近くにそうした施設があっても確実に通えるとは限りません。定員の空き状況などを事前に役所に聞いてみるといいでしょう。

学校が近ければ良いとは限らない

最近は東京都品川区のように学区に関わらず希望する学校に通える制度にしている自治体も出てきました。そうしたエリアにあるマンションなら、希望の学校から多少遠くても通うことができます。ただ、距離があまり遠いと通学途中で事故や犯罪に遭遇しないかと心配になりそうです。あらかじめ通学路は実際に歩いてみて、道路の交通量や歩道の整備状況、人通りが少なく死界になる場所はないか、風俗店など教育上好ましくない施設の近くを通らないか、といった点をチェックするといいでしょう。

かといって、学校が近ければいいかというと、それも一概には言えません。小中学生にとって通学の行き帰りは家と学校以外の世界と接する数少ない機会です。マンションの目の前に学校があると、外の世界をほとんど体験せずに過ごすことになってしまいます。学校から真っ直ぐ家に帰るのは悪いことではありませんが、そのまま自分の部屋に直行してテレビゲームばかりしているというのもちょっと考えものかもしれません。

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